郵政公社は赤字持ち。
収入、つまり郵便はがきや郵便貯金はこの先増える見通しがたたない。むしろ減っていく。民営化してれば公社法の枠が取れるからなんとかやれることもあったのだけどな。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050809/K2005080802740.html
これまでどおり、郵貯、簡保の資金で国債を買い上げて、その安い利子で生活していくしかないみたい。民間の銀行みたいに国債以外のもうちょっと利回りのいい投資先を使いたいところなのだけど。
支出は…なんだか結構無駄も多そうだけど、これまでずっと行ってきた人員削減にも限界が。
http://www.japanpost.jp/top/disclosure/pdf/financial16.pdf(PDF注意)
日本政府は赤字持ち。
収入、つまり法人税や所得税は景気が回復すれば増えるはずなんだけどなかなか良くならない。
支出、ものすごく無駄が多いはずだけど、国債を発行すれば資金は潤沢に与えられるから減らそうっていう気がおこらないみたい。国債は郵政公社が買ってくれるしね!
でも過去に国債を買ってくれた人への利子が結構えらい額になってる。もっと国債を買ってもらって利子を払わなきゃ。
どこから手をつければこの赤字の出しあいっこが収まるのやら。
政府の無駄をなんとかして減らすとこ?
所得税を増額するサラリーマン増税?
郵政の資金を国債以外に回す、つまりたとえば企業の株券に投資するようになると、企業はその資金を使って経済活動がもっと活発にできるようになって、そうなれば長い目で見れば税収も増えるんじゃないの、ついでに国債の買い手が減るからいい加減政府の無駄を減らさないとダメで各省庁も頑張るんじゃないの。というのがあんまり理想的に上手くいきすぎちゃって笑いが止まらないシナリオ。
資金の流れる方向を悪いほうから良いほうに変えていこうっていうのが財政改革、のはずだったんだけど、その方向性はいいと思うんだけど。
えっと、次の総選挙で誰に投票すればそっちへ行ってほしいという意思表明になるんでしょうか。