カテゴリ:├ かんがえごと( 98 )

do better way

「最悪な現状を抜け出すために~~~をしよう」
「でもさ、そうすると今度は~~~っていうことになるんじゃ…」

やらない理由で多いのは、「それを極端にやりすぎた場合の弊害を想像」すること。

・その弊害が起こった状況と最悪な現状のどっちがましか?
・で、それを極端にやりすぎるなんてことが、このメンバーで、この状況下で、本当に起こると思うか?
・面倒だからやりたくないという気持ちはないか?

判断するっていうのは選択肢を比べてどっちかましなほうを採るってことだ。最上な選択肢があればいいけど、大抵はそんなもん無いので、なにかしら文句はでる。しょうがない。
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by tockri | 2006-05-31 11:16 | ├ かんがえごと

僕が経済学を胡散臭くないと思う理由

「経済は人の集合が生み出す物で、人はみんな違う考え方をしてるんだからそんな簡単な数式に落とせるはずがない」
というのが、経済学を胡散臭く感じる人々の意見らしい。各個人の多様さ、およびオリジナリティを無邪気に信じていらっしゃるわけで、それはそれでまあ、そう思っていることを止めはしない。

僕は、人ひとりのオリジナリティなんてのは多くの場合大したことないと思う。

「自他共に認める変人」なんていう人も、どの学校にも一人や二人はいて、そういう人の話をすると「ああ、ああ、そういう人うちの学校にもいたよ」なんて、つまり数百人に一人レベルのユニークネスなんであって、ぜんぜん大したことはない。自分で「あたし不思議ちゃん」て思ってる「フツーの人」の数なんてなるとその何倍にもなる。

よっぽど突き抜けちゃって何万人に一人、日本に一人、世界に一人、なんていう大変人もいることはいるだろうけど、しょせんそんな人は一人ずつぐらいしかいないので統計上はゼロになる。

「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」なんて幻想だ。十人十色というけれど、百人なら百色にはならなくて、たぶん三十色ぐらいになる。千人で百色とか、つまり各個人の「違い」なんてのは、机上の議論でも十分カバーできる程度の範囲に収まるのだと思う。

ミクロに観察する場合「バラの木には一つとして同じ花はないのだよ」と言えたとしても、大ざっぱに見れば「全部バラじゃん」。いきなりサクラの花がついてたりはしないもんだ。


空気中の分子はそれぞれがバラバラの方向、スピードをもって飛んでいるが、各分子は気体でいられる程度のスピードしか持たないし、三次元や壁に制限された方向しか持たない。だから「1リットルの空気」として平均してしまえばたった一つの温度、圧力の値で語ることが出来る。

人間だって、「想定の範囲内」のユニークネスが集まるとき、その集まりは「集合」としてシンプルなモデルで扱うことが出来るのだと思う。経済合理性とか、マクロ経済理論を(っていうか勉強してないけど。そういう物に依拠したお話を)すんなり受け入れられるのは人間を集合で扱うことに違和感を感じないからだ。
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by tockri | 2006-05-30 10:26 | ├ かんがえごと

はいはいおこちゃまはあっちいってましょーね

せっかく優れた知性の持ち主が一生懸命調査したり神様が降りてきてひらめいちゃったりして統計的に有意な傾向を見つけ出し、
「○○な人は△△だ」
とシンプルで面白い法則を打ち立てているのに、(言い切りにくいことをえいやっと飛び越えて言い切っちゃうのが面白い)

「いやいや、○○だけど△△じゃない人もいるぞ」
なんてチョット考えれば誰でも思いつくようなチンケな反例を挙げて自分のほうが賢いとアピールしておバカさ加減がだだもれな方を見ると、
「ああはいはいわかったわかったヨチヨチ」
と丁重に退場願いたい気持ちになる。


(今なら言い放題)
トシ食っても女に縁がない人は仕事でも面白味に欠ける。
正規の勉強してない「自己流の達人」はチームプレイでは「迷惑な人」に成り下がる。
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by tockri | 2006-05-23 16:43 | ├ かんがえごと

環境音が業務効率に与える影響

音楽、ラジオ、飛行機の音、トラックの音、などなど職場の環境音が業務効率に与える影響について考察していた。

ていうかね、最近働いてる出先で毎日同じFM局が一日中かかっているんだけども、これがどうも僕に合わないらしく、いつもなら集中すればするほど疲れを感じないんだけど、どうにも集中できなくて気づくとラジオのパーソナリティの品のない会話にイラついている自分がいる。

あと同じ音楽を毎日毎日かけんなよとか、しかもサンボマスターかよとか、リスナーが電話に出てて、なんか奇声あげさせられててうるさいとか、何で38歳にもなってラジオに電話かけてんのとか、とにかくやだ。

人間の脳は、ことばが聞こえているとどうしても処理してしまうということを聞いたこともあるし、これはということで、ラジオに負けない音量でiPodを聞くことにした。歌の入ってない曲ばかりをならべたプレイリストでラジオを遮断する。

音量うるさい…でもガマン。

押尾コータロー、DEPAPEPE、DUETWO、ジョアン・ジルベルト、野呂一生、その他ジャズいろいろ。

僕の仕事の効率は
無音>好きな音楽小音量>好きな音楽大音量>いやな音楽>ラジオのトーク
になってる気がする。
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by tockri | 2006-05-23 14:45 | ├ かんがえごと

コメントの価値と返信の数

スラッシュドットには「モデレートシステム」ってものがあって、モデレータ権限のある人がそのコメントに価値があるかどうかを格付けするようになっている。

モデレータ権限ってのは登録ユーザーの中でも過去に比較的価値のあるコメントを投稿していて、なおかつちょくちょく記事を閲覧しているという、ようするに模範的なユーザの中で3日間ずつ持ち回りになっていて、まあよくできた内部統制のやり方だなあと思う。

自分のコメントがどんな風に格付けされるかなっていうのはやっぱり興味があるので自分でも名無しさんでなく登録ユーザーで投稿するようにしてみたら、スコアが高いの低いのいろいろになっておもしろい。

で、自分のコメント一覧を見ていて思った。

コメントのスコアと返信の数が反比例してるような。

もともと僕の書く内容は返信しづらいと自分でも思うのであんまり返信がつかないのはそうなんだけど、スコアが低い=価値が低いとみなされたものほど返信が多いような。

そして、そういう返信の内容はたいてい否定的な「バーカ巫山戯た事をぬかすな」的なものが多いような。

ちょっと気になって、他の人のコメント一覧も2,3人覗いてみたところ、同じような傾向が見られた。

仮説 人は価値の低い意見に対してこきおろすとき、価値の高い意見と議論するときよりも筆が進みやすい

検証などは全く行ってなくて全くもって科学的でなく、スラッシュドットみたいなヲタクの集まり(あっ言っちゃった)を見て「人は」とか言うなとか、もういろいろごめんなさい。

でもさ、fjとかフォーラムとかのずーっと昔から、ネット上で「議論の場」と自称するところで
不毛なけなし合いの数>>>>何らかの知的財産を生み出した数
になってる現状って、つまりそういうことなんだろうなあって思わず納得してしまいそうになる「数値データ」なのでした。
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by tockri | 2006-05-22 11:48 | ├ かんがえごと

上手に出来るとは

いつも下手くそなプログラムを見て
「なんでまともに設計しないんだ、なんでマニュアルに書いてあるとおりにしないんだ、なんでこんなに馬鹿みたいに長くて読みにくいんだ」
と憤ると決まって
「もう時間のないとこでだーって作ったものにあとからつぎはぎで足してって…時間なくて…」
という答えが返ってくる。
「時間がないから時間を無駄にしないように設計するんじゃないか。時間がないから出来るだけ楽できるように短く見通しのいいプログラムを作るんじゃないか。だいたいいくら時間がなくてもこんなの作る人は時間があったっていいものを作れるはずがない」
と思っても、まあ、大人なので。

ちょっとずつ全部言う。(言うのかよ)

思うに、「上手に出来る」というのは、コストをかけずにイイコトが出来るということなんだろう。

モテの上級者が非モテの人に「もうちょっと服装とかなんとかしなよ」と言って「いやあ忙しくて買いに行く暇が」とか「金なくて」とか言われたりして、「服買うのに時間なんかかからんだろ」「その変なネルシャツを買う金で別のを買えってことなんだけどな」と思っても伝わらないのと同じコトかもしれない。

上手に出来るようになるまでには結構なコストを払い続けてきた結果、コストをかけずにすんなり良い結果を出せるようになる、それが正しい上達の仕方だと思う。

上手な人に何か指摘されたときにコストがかけられないのではなく、自分が上手でないことが原因だと考える人が上達していく人なのかもしれない。
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by tockri | 2006-05-18 14:21 | ├ かんがえごと

スキルアップとかいう言葉その2

ITエンジニアに旬なスキルは何か? - @IT自分戦略研究所

こういう文章って誰が読むんだろう。
同社の教育・研修コースのトレンドからITエンジニアに「何が求められているか」を浮き彫りにしてみよう。

その受講トレンドにおけるキーワードは「ヒューマンスキル」「プロジェクトマネジメント」「ITサービスマネジメント」(ITIL)、「システム基盤」だ。

あー…やっぱり出てきた「ヒューマンスキル」。
会議のようなグループ活動が円滑に行われるように中立的な立場から働き掛けを行う「ファシリテーションスキル」や、潜在能力を引き出す「コーチングスキル」、あるいは「ヒアリングスキル」

うん。会議の上手なしきり方(「しきる」んじゃないって知ってるよ)と部下の上手な使い方とお客の話の聴き方ね。

なんか、大学で手品のサークルやってたときを思い出した。
当たり前なんだけど、飲んでるときに普通に喋ってて面白い人が手品やると面白い。そうでない人が手品やるとつまんない。場合によっては鬱陶しい。
でもサークルに入ってくる新入生が一番多く口にする入会動機は、
「話し下手なので飲み会とかで使えるかなと思って」
だった。

彼らは手品を練習して、ある人は明るく喋ってお客を喜ばせるようにもなり、ある人は陰鬱に俯いたままお客がひくのもかまわず手順を遂行した。

そういう痛々しさが「○○スキルを身につける」っていうことばの向こう側に見えるような気がしてならない。

僕にはこの記事よりもウチダ先生の「まず日本語を」という文章のほうがしっくりくる。
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by tockri | 2006-05-17 12:56 | ├ かんがえごと

人生を変えた出来事

人生を変えた出来事、について考えていた。

偶然の出来事や他人の干渉はもちろんあったけれど、幸い、今までのところ、何かが起こったことによって強制的に自分の意志と関係なく方向転換させられたことはない。(強いて言えば奥さんと恋に落ちたときそれ以外の選択肢が全く思い浮かばなかったぐらいか)

いつも何かがあって、それについてどう反応するかを決める余地があった。だから僕がここにいるのは、僕がこういう人間であるからだと思う。

いちおう、それなりに大きな出来事には出くわしている。きっと「波瀾万丈」とかに出演するとこの辺が使われるだろう。
  • 小学5年生の最後で転校したり
  • 中高一貫の男子校で自転車部で名古屋から東西200kmをあらかた走破とか(北へ行けないあたりヘタレ)
  • 校外での活動もいろいろと。女子大生と演劇やったり。
  • 大学でセミプロの手品師やったり世界レベルの大御所と飲み友達だったり
  • 就職の最終面接の日付を間違えてすっぽかしたり
  • 阿波踊りの有名連で踊ったり
  • 転職したり
  • 起業したり


でも、それらが自分の性質を変えたかというと、どれもそれほど大したことなくて、そんなのよりも
  • 小学校の先生がカタバミをさして「これがシロツメクサ」と言っていたので違うと指摘したら逆ギレされたり、100点しかとったことのない科目でなぜか4をつけられたりして、力関係の上下がある場合に道理や常識は助けてくれないことを学んだ
  • 生まれて初めてヤオイ本を目にして、まさか幽遊白書や聖闘士星矢のキャラ同士がこんなことにとショックを受けて、自分が見ることの出来るのはいつでもごく狭い一部分でしかないことを実感した

といった小さな出来事で受けた影響が僕を作った。
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by tockri | 2006-05-17 12:13 | ├ かんがえごと

やっとわかった2.0

「Web2.0」から「社員2.0」そして「企業2.0」と「日経ビジネス2.0」 (谷島宣之の「経営の情識」):NBonline(日経ビジネス オンライン)より。(ごめんなさい記事自体にはあまり興味ないので冒頭のみ)
「そんな仕事のやり方では、2.0とは言えないね」「あの上司の応対は1.0以前だよ」…。IT(情報技術)の世界、とりわけインターネット関連の仕事をしている人々の間で、こうした言い方がされるようになった。1.0や2.0という数字は、第1世代、第2世代をそれぞれ意味している。

そしてサンマイクロシステムズが提示するこの表。

ああ、そういうことか。やっと自分の言葉で説明できるよ「○○2.0」。

○○2.0とは、「その言葉を使う人が、○○にそうなって欲しいと願う理想像」のことなんですね。(理想なので自分も体現できていないことが多いのが難点。)

だからみんながみんな違うこと言ってるのか。納得。

というわけで2.0 Generatorで作ったとっくりの理想像。
c0041583_1342482.gif

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by tockri | 2006-05-13 12:50 | ├ かんがえごと

日本がもっと美しくなる日

先の戦争で日本が手を組んだ相手はイタリアとドイツだったけど、その理由は実は「当時の列強諸国で一緒に酒飲んで話したらその2民族がいちばんウマがあったから」なのではないかと、世界史の知識のすべてをなげうった妄想が起きてくる。

食に対する入れ込み方、職人の仕事への尊敬、ことばの神聖視、「美しさ」への執着の(強さでなく)方向性。イタリア人のあの色彩感覚、ドイツ人の「カタマリ」を作るセンスと精巧さは今でも健在だ。

対して、アメリカ、イギリス、スペイン、フランス…特にアメリカ。アメリカ語の「美味しい」「美しい」は他の国と意味が違うんじゃないかと思えてならない。フランス人は美しいもの大好きだけれど、飲んで話してもウマがあわなかったかもしれない(勝手な妄想)。

ずっとずーっと昔から、たったの100年弱前まで、日本人という民族は今よりもっと言語と美を重要視していたのだと思う。大正時代の建築や生活用品は、明治期にものすごい勢いで流れ込んだ日本人にとって異質なカタチを見事に消化して生み出した、オリジナルの美しさを持っていると思う。

イタリアとドイツが「美しいカタチへの執着」を失わなかったのに日本だけがそれを失ってしまったのはなぜだかわからない。でも、急いで成長するのに一段落した今、また少しずつ過日のセンスを思い出していけるといい。

と、自分のセンスが劣ることを民族のせいにしてみたってやんでいっ

bunさんのエントリ「日本女性のアメリカ文化離れ」に少し近いような遠い話ということでトラックバックをさせていただきました。
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by tockri | 2006-05-01 18:33 | ├ かんがえごと
 
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