カテゴリ:├ かんがえごと( 98 )

プレイステーション3を買う人はツンデレ

「ゲームとしての面白さが大事なんだからっ。い、いくら画像がキレイとかって、そんなの関係ないんだからっ。」
でも買っちゃう。

「6万2790円?なによ、そんな値段で一般の人が買うと思ってんの?」
でも自分は買う。

「し、仕方ないじゃない。子どもの頃からずっとドラクエとFFやってるんだもの。別にPS3が魅力的だから買うってわけじゃないんだからっ!」


いやほんとに非難囂々。ソニーがどんな世界を描いてくれるのか楽しみ。

僕はすぐには買わないと思うけど、数年先にはどうなるかわからない。
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by tockri | 2006-08-31 14:09 | ├ かんがえごと

確率を受け入れること

自分にもうすぐ子どもが出来るということで、ソレ系の情報を気にして収集していると、ネットにあふれるヒステリックな親たちの言動が頻繁に目につく。

「雑菌」「合成」「電磁波」などのキーワードに過敏に反応して、我が子を浸蝕する全ての害悪から遠ざけるために必死な親たち。そういう彼らが、病院で使ってるタオルは実はクリーニング屋で合成洗剤で洗ったものですとか知った日には何を言われるかわかったもんじゃない。

その同じ彼らは、自分に対しては「仕事をしながら子育てするんだから完璧になんて無理です」とか言ってるわりに「行政」と「医療機関」に対して異常なほど完璧を求めたがる。

とくに医療機関への、妄想にも近いゆがんだ信頼はどうにもおかしい。

「(わたしはできないけど)プロなんだから赤ちゃんから片時も目を離さず世話できるはず」
「(わたしはわからないけど)プロなんだから赤ちゃんに害のある薬品などは全部わかってるはず」
「(わたしはできないけど)プロなんだから・・・・」

まあ冷静になって、知ってる範囲の知識でもわかることを考えてみればいい。

病院にベッドが30床あります。看護師は3人です。全ての看護師が昼間の8時間休憩も全く取らずに患者の面倒を見たとして、一人の患者は看護婦に何時間見てもらえるでしょうか。

こたえは 8 ÷ (30 ÷ 3) = 0.8 時間 = 48分。
で、実際には記録付けたり廊下を歩いたり医者と話したり、もちろん束の間休憩もとるわけなので、もっと少ない時間になる。そういう簡単な計算による結果はどんなスーパーマン的能力を持った人でも乗り越えることはできない。

薬品にしたって、使っている全ての薬品が害が「ない」ことを証明している、なんてはずないじゃんか。当たり前でしょ。


また、手術というのはある確率で失敗する。それは医龍みたいなスーパー天才外科医がやってもどうにもならない症状だったからかもしれないし、難しいところでちょっと手が滑ったからかもしれないし、数知れず出ていた兆候のうち特定の一つに気づかなかったからかもしれない。全部ひっくるめたものが失敗確率といえる。

分娩術というのは、実際に失敗確率が高い手術の一つらしい。死産は昔から数え切れないほど起こってきた。人間が最も死にやすいのは生まれるときなのかもしれない。でも最近、失敗を受け入れられない人が裁判を起こすケースがいくつか発生した。裁判になってしまえば、医師の不手際を調べざるを得なくなる。調べれば、たいてい何かは見つかるだろう。

「プロなんだから不手際なんかあるはずがないしあってはならない。だから不手際があれば有罪だ」

という人は、自分が仕事上で一ヶ月に何回不手際を起こすか思い出してみれ。僕は一ヶ月で数十個のバグを作ってる。それがシステム上致命的な場合もあるし(…いや、あんまりないか)、ちょっと表示が乱れるだけの場合もある。でもその表示が乱れたことによって、たとえば人が死んだら、僕は有罪か?勘弁してくれ。



産婦人科、小児科のお医者さんが減って、歯医者さんが激増中だという。

自分が医学部を出たての研修医だったとして、医師免許を首尾良く取ったはいいがさて、何科の医者になろうかなと考えると、そりゃあやっぱり産婦人科や小児科にはなりたくない。仕事上のケアレスミスで、まさか裁判起こされて、最悪前科が付くなんて、そんな馬鹿馬鹿しい仕事はしたくない。できるだけ人が死なない科がいい。そう考えれば歯医者サイコー。

産科医が減れば困るのは妊婦とその家族なのに、自らヒステリックな振る舞いをすることで職業選択を始めたばかりの若者に大きなプレッシャーをかけている。

あ、いいのか。困るのはダイレクトに自分じゃなくて数年後に妊婦になる人たちだからいいのか。そっか。
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by tockri | 2006-08-30 17:17 | ├ かんがえごと

簡単にさばく

長ズボンのとっくりです、こんにちは。

「捌く」という言葉があって、これは僕のお気に入りの動詞ベスト10に入る。残りの9個は知らない。「裁く」じゃなくて。

将棋で「捌き」というと、駒の取り合いをしかけて大駒のまわりの駒をシンプルにして、次の手の選択肢を広げる技術を指す。

サッカーで「捌く」というと、狭い面積で膠着しかけたとき、あるいはその前にフリーになっている味方に素早くボールを預けて攻撃を有利に展開することを指す。

蕎麦を捌くといえば、細く切りおわった蕎麦がお湯の中でくっつかないように一本一本の間に空気をいれてばらけさせることを指す。


思考が膠着することが嫌いだ。狭い局面であーでもないこーでもないとぐちゃぐちゃ考えていて、結論が出ないような話し合いが大嫌いだ。その狭い局面を抜けて、次元を一つあげて大局を見れば、考えてもどうしようもなくある一方の結論しかありえないようなことが多い。

熟慮するのと思考が膠着するのとは見た目が似ている。でも出てくる結果は全然違う。熟慮するというのはいろんな視点から問題を再構成して、全体最適を求めることだ。そこに必要なのは「簡単に捌く」技術だと思う。
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by tockri | 2006-08-17 09:13 | ├ かんがえごと

見苦しい論理

アクセスの多い/公共性の高い/地位のある人が書いてる、ブログとかコラムとかで、気にくわない意見を見つけた人が難癖つけるときに使う論理

「公の器でそのような狭量な意見を書くべきではない、あなたはそう思うかもしれないが、そう思わない人もいるのだ」

実にくだらない。

そこにあるのは、「おれは公じゃないから狭量で許されるが、おまえは許されない」という勝手な勘違いだ。

単に「俺はあんたの意見に賛同できない」となぜ書かないのか。

「狭量な意見」は得てしてとんがってて面白いかわりに、反対の意見を持つ人も当然多くなる。書く方はそんなこと承知の上でエンターティメントを提供してくれてるというのに、眉をひそめてさも常識人のふりをして、大人の楽しみを台無しにする連中がとても嫌いだ。
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by tockri | 2006-08-16 09:51 | ├ かんがえごと

半ズボン

イザ!:【コラム・断】いい大人が半ズボンとは
近頃は、いい齢(とし)をした社会人が休日の外出に半ズボンを着用する。電車の中、映画館、ホテル、コンサート会場と、どこへ行くにも半ズボンだ。
うっ。ドキッ。

僕仕事行くのも半ズボンだ。しかも裸足に雪駄履き。しかもTシャツとアロハ。チャリ通勤だから電車内にはいないけど。
腹が出ている中年男がウエストがゴムの半ズボンをはくと実にみっともない。また、スネ毛を出すのは傍目に暑苦しく見苦しい。
腹はまだ出てない。ウエストがゴムでもない。いちおうベルトしててパンツはでてない。でもスネ毛はでてる。ごめんなさい。

さすがに社外の人と会うときはスーツか、カジュアルでいい人のときでもスリムジーンズとちょっと上品系のシャツにする、ということは自分でも半ズボンはやっぱりくずれすぎでしょ、と思ってるってコトなんだよね。

明日から長ズボン履こうかな…ジーンズで雪駄。だ、だめかな。

(以下、今日の本題 :-P)そしてこの記事において見るべきはトラックバック一覧

すごい。みんな半ズボン大好きだ。「オレ正しいオマエ間違ってるオマエ悪!」のてんこ盛り状態。なんでこんなに居丈高に無邪気に他人をこき下ろせるんだ。


僕がこのコラムを読んでまず考えたのは、たとえばネットじゃなくて、講演会かなんかで、どっかの講堂でいすを並べて聞いてて、壇上の何某氏が「半ズボンは幼児性の表れだ」と自信満々で宣言する(正直そんなつまんない講演は聴きたくないけど)、聴衆が半ズボンの僕のほうをチラチラ見てクスクス笑う、そういう状況で、僕はなにかやり返せるだろうか、ということ。

もちろん「公の場でそのような云々」なんてのは全く意味を持たない。それこそ「ね、みなさん、あの半ズボンの人幼稚でしょ?」と言われて会場が笑ったらアウトだ。

「そんなの個人の自由じゃないか。あなたは不快か知らんが僕は不快じゃない」というのもどうも弱い。「私は私が気にくわないことを申し上げたのだ。」と言われて二の矢を継げない。

なんとか世の中に適合できてない老人の繰り言を笑う図式に持って行ければいいのだけど。あとはさりげなく関係ない話題で「半ズボンなのにめっちゃ仕事できそう」な感じをあたえるような質問をするとか。

bunさんあたりだと当意即妙かつ意地悪な笑いをつくりだせるのかも(釣り)
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by tockri | 2006-08-16 09:07 | ├ かんがえごと

公開いじめショー

いつも朝、テレビでズームインとかめざましとか思いっきりとかを見かけると、「あ~あ」とげんなりすることが多い。

幼児殺人だとか子供がプールで亡くなったとか監禁とかゴミ屋敷とかを、そんなに何日も何日もかけて、しつこく「報道」とやらをする必要があるのかがわからない。そういう事故やら事件が起こりました、これこれの原因で起こったようでどうこうの処理をされました、そこまではまあいいとして、犯人の小学校の卒業文集やら被害者の通夜やら、関係ないじゃん。公共の電波は一分一秒が貴重なんじゃなかったの?

わかりやすく「悪い奴」とか、行政の不行き届きとか警察のミスとか、そういうのをこきおろすのはたいへんキモチイイことなので、じゃあみんなでこきおろそうぜってテレビ主導の「公開いじめショー」を行ってるように見える。いじめる対象は「普通」から外れてれば外れてるほどいい。

いじめショーの獲物として好都合なのは、
・精神病っぽい犯人:みんなで「うわぁ気持ち悪い」「あーはなりたくないわねぇ」と見下すのはとてもキモチイイので好都合。もちろん責任能力がある範囲内でないとだめ。完全にラリラリなのはショー向きではない。
・ヲタク、引きこもり:同上
・行政、公的機関:みんなが「絶対に間違えてはいけない」となぜか厳しい目で見ている対象なので凡ミスでも思いっきり叩けてキモチイイ。そして報復を受けにくいので好都合
・教師、病院:同上

たぶん不都合なのは
・同業者:その事件では思いっきり叩けても、他の事件で叩き返される危険が大きいので不都合
・政治家、政党:大人の事情が。最初は威勢良く叩いてても次第にうやむやになる。
・暴力団:大人の事情が。
・大企業:大人の事情が。ただし叩ければかなりキモチイイので、三菱自動車とか雪印とかみたいに再起不能になりそうなほどの大失態の場合は、報復の危険が少ないので大いに叩く。
・宗教:同上
・中小企業:叩いても大してキモチヨクならない。
・普通の犯人:同上


いじめのネタになりそうなものを何でもかんでも持ってきて適当に理由づけてストーリーを書くのが脚本家の仕事なのか。もし僕が何かちょっと珍しい事件を起こしたらきっと小学校の卒業文集に書いた将来なりたいモノ、「天皇陛下」って、「いやそれ世襲制だから」のツッコミ待ちの、当時としては精一杯のギャグを持ってこられて
「当時から誇大妄想のケがあったようで…」
とか言われちゃう。あとこのブログもきっと上手に切り貼りされて気持ち悪い怪物が書いたものみたいに編集されちゃう。きゃーこわい。
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by tockri | 2006-08-07 01:29 | ├ かんがえごと

生涯結婚しない人々

ブログ時評より「20代男性の3人に1人は生涯未婚の恐れ」。

2005年度国勢調査の速報集計結果概要では主に少子、高齢化について重点的にレポートされている。一世帯あたりの人数は2.6人でずんずん少なくなっているとか、独り暮らし高齢者が増えたとか、子ども無し夫婦が増えたとか。

で、それとは別に集計データをもとに「生涯未婚率」なるものを導いたのが上記エントリ。いろんな計算方法があるもんだ。

実際にそういう確率がその通り機能するかどうかはわからないし、ひょっとして数年後にものすごく結婚しやすい社会状況になって結婚ラッシュになるなんてのもありえるわけだけども、こういう数値が10年前、5年前よりも有意に低くなっているというのは、やっぱり今の世の中、どうやらなんだか結婚しにくいことになってるんだろう。

原因は知らない。要因はいくつか思いつく。たぶんもっとある。

給料が安い20代が増えた。そしてその給料が順調に上がっていく見込みがない。10年前なんて大手製造業では月2万円のベースアップがずーっと続いてたらしいよ。考えられん。今は成果主義をうまく利用されて何年経っても初任給のままなんてこともざら。これじゃ怖くて結婚とかましてや出産なんてちょっとできない。

諦めちゃう人が増えた。酸っぱいブドウなんていらない、独り身でいろんな楽しいことあるもん。女に免疫のない僕がムリしてカッコ悪い真似して、そこまでしたのに「キモッ、ウザッ」とか言われたらなんて考えるだけでも恐怖だ。なーんて。

親の世代が家庭崩壊してる。家庭を顧みない父親、ぐれる子ども、何も出来ない母親。あのぐれてた子どもは今20~30代。あれを自分で繰り返したいかどうか。

ブログ時評では
現在結婚することに利点があると感じているのは未婚男性の6割(62.3%)、未婚女性の7割(69.4%)であった。逆に男性の1/3(33.1%)、女性の1/4(26.3%)は結婚に利点はないと考えている。
というアンケート結果もひかれている。たしかに、昔は結婚の利点、というか、独身者は今ひとつ信用されないみたいな、独身者に対する圧力があったけど今はない。

そもそも論の流行。「ていうかなんで異性とつきあって結婚しなきゃいけないわけ?いいじゃん、そんなの誰も困らないじゃん」と、誰にとっても答えにくいことを誰かに問いかけて自分が賢いことを自分の中で確認したい癖。別にいけなくはないんだってわかってるくせに。


結婚しようと考える人が減っていく要因はいくつか思いつくけど、結婚しようと考える人が増える要因はあんまり思いつかない。

ひとつぐらいはひねり出してみた。

再婚のハードルが下がった。「ま、きょうびバツの一つや二つ、珍しくもない」と、深刻視されない。

でも再婚する前には離婚してるってことで…婚姻率は上がってないな。うう。


当事者として考えてみても、僕自身はつい最近結婚したところだけども、奥さんほどぴったりな人と出会わなかったらたぶん今も独身だっただろうと容易に想像がつく。幸せになれる確信をもてれば結婚するし、そうでなければ独身でいるっていうオプションが選択可能になってることで、相手と自分の環境に対する妥協ラインが高くなってるような気はする。
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by tockri | 2006-07-22 12:50 | ├ かんがえごと

甘やかされた男たち

夫あまやかされすぎの続編。

生活の中の雑務(銀行行ったり役所行ったり)の話題になったとき、ときおり、
「tockri君は結婚してるからいいけどさ、一人だと大変なんだよ」
というような趣旨のことを言われることがある。僕が結婚しているおかげで相対的に楽をしているかどうかはよくわからないし、ましてや
「結婚したらしたで大変なんだよ、そんないいもんじゃないよ」
なんて、自分に対しても奥さんに対しても失礼で、比較不可能なものを比較するような頭の悪い台詞を言うほど大変とも思ってないので、曖昧に笑って「そうかねえ」と言うしかない。(ちなみにうちは銀行行ったり役所行ったり書類書いたりするのは僕の役目なのでその文脈においては独りの時と変わってない。)

「結婚してるからいいけどさ」
というコトバは、そのまま、つまり
「俺は独身の間は生活上の雑務を自分でやるが、結婚したら全て妻にやらせて自分は仕事して稼ぐことに専念する/できるはずだ」
と無邪気に宣言しているのだと受け取れる。

「俺稼ぐ人、おまえ尽くす人」
というモデルは、思い返せば僕たちの両親が実践していたものだ。それを現代でも繰り返し可能だと信じるかどうか。ま、中にはそういうのを喜んで受け入れる女性もいるのかな。ただし、そのモデルを繰り返すということは、自分が、あの父親のように、たまに早く帰れば「あら、もう帰ってきたの」と言われ、休日には「掃除の邪魔だからどっか行っててちょうだい」と言われる、ああいうモノになるということも、繰り返すということだ。

ちょっと考えれば誰にでも当たり前のことだけど、愛情を与えていない相手から恒久的に愛情が与えられるなんて永久機関みたいな事は絶対にあり得ない。「愛してるわ」と言うだけぐらいなら大して手間じゃないから続くかもしれないけど、他人のためにご飯作ったり、洗濯したり、掃除したり、買い物したり、電話料金払いに銀行行ったり、そういう肉体的に負担のかかる作業は、何らかの報いがないと続かない。心は身体に引っ張られる。一人だったら自分しかやる人がいないけど、二人いたら「なんで自分ばっかり」って思うようになる。少なくとも僕なら思う。

「だって俺は毎日仕事で疲れて毎月ちゃんと給料を家に入れて自分の好きなことにも使わず我慢してるんだ。妻は家にいて家事とかを全て働くべきだ」
って言い張る男たちは、お母さんに無条件の愛情をたくさんもらって育って、それについて深く考えたことがないのだろう。人間、金だけしかもらわずに相手に尽くし続けるなんてムリでしょ。そういうのがいいならメイドさんを雇えばいいじゃない。もちろん本物のプロのメイドさんは家事しかしない。優しく癒してくれたりは、多分、しない。
「それは仕事で尽くしてくれるだけで、そういうのが欲しいのではない」
と言うのなら、仕事で疲れていようがなんだろうが、金だけってんじゃなく、愛情を持ってなにかをしてあげる行為で報いなきゃダメだよね。あと、心からの「ありがとう」をトッピングに。

「してあげる/してもらう」のベストバランスがどのへんなのかはよくわからない。とりあえずわかってるのは、現在の心地よい関係をずっと維持するには「してあげる」が0では絶対にダメだって事。先は長いよ。
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by tockri | 2006-07-08 11:04 | ├ かんがえごと

ルール・罰則

・誰かが誰かに不利益を与えても、それを裁く法律がなければ罰せられない
・社会のみんながそれを取り締まるべきだと合意すると、法律ができる
・必要のない法律はできるだけ作らないほうがいい

おイタをする人が出てきて、それを取り締まる法律ができて、その網の目を抜ける人が出て、法律をもっと厳しくして…という循環は、ちょうど川の堤防を作って、それでもまだ水面が上がって、もっと堤防を高くして…とやっていたら川底が地面よりも高くなっちゃって、もはや堤防を無くしたり下げたりという選択肢の採りようもなく、際限なく堤防を高くしていくしかない愛知県飛島村に似ている。

エネルギーレベルの高い状態での均衡は、破れたときの周りへのダメージが大きい。

個人投資家の群れをだまくらかして小金儲けをさせつつ対象企業や既存株主から価値をむしり取るようなやりくちが、法律でなく、資本主義のしくみによって罰せられるようになっていれば、わざわざ新しく法律作って取り締まらなくても自然に淘汰されていくのにね。

「そのためには参加するみんながファイナンスについて正しい知識を持つのがいいんだ」と板倉さんは言う。それはかなりイイ感じの一つの解だと思う。他にもいくつか解がありえるんだと思う。たとえば株式売買を免許制にするとか、いやわかんないんだけども。

なんかとにかく法律で取り締まらなきゃダメだみたいなそういうのをちょっと減らせないもんか。
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by tockri | 2006-06-07 11:17 | ├ かんがえごと

平仄と同音異義語

明日は明日のホラを吹く-Tomorrow, I'll give you another big talk-:日本語についてずっと不思議に思っていること
アジアの言語を勉強するとすぐにこの「声調」が出てきて、日本語ではなじみがないような気がしていたら、なんのことはない、なじみがないどころかとても大切で、もうすでに自然にやれてしまっているだけの話なんですよね。それなのになんで国語で日本語の「声調」ということが、意識的にはほとんど教えられていないのか。

言われてみれば日本語でも発声の違いはありますね。

しかし、中国語を習ったときに(全く喋れるようになりませんでしたが)、平仄に苦しんだ記憶を思い出すと、中国語の平仄と日本語の同音異義語の言い分けは僕にはやはり別物のように思えます。

今、何が違うのかなとリクツを考えていたのですが、どうも「同じ母音と子音の組み合わせを持つ単語の量」が圧倒的に違うのではないでしょうか。中国人の友人が時々僕に中国語の発音をメールで教えてくれるとき、必ず「xui1」とか「ben3」とか、ローマ字の後に数字で声調をつけてきます。あれはそうでもして声調を厳格にしないと会話が全く通じなくなってしまうからなのだと思います。

日本語は漢字の訓読み(音読みより音節数が多い)、送り仮名、活用語尾を開発することによって音声言語の圧縮率を下げる代わりにエラー率を下げていて、中国語は漢字の読みはほとんど単音節一つでしかも子音と母音の組み合わせパターンは日本語の数倍、平仄を利用してさらに発音のパターンを4倍に増やしたことにより、高い圧縮率を得ましたが、エラー率も高くなっていると言えるかもしれないとか言って我田引水。
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by tockri | 2006-06-04 00:46 | ├ かんがえごと
 
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