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天才プログラマー

ついこの間までは部屋にいてテレビをつけることが全くなかったのだけど、最近は彼女に影響されて、草ナギ剛が天才プログラマーの役をやってるドラマを見ている。

別に、「そんなわけねえだろ」とかリアリティにツッコミ入れる大人気ない話をするんではなくて。

「天才プログラマーっていう人種はいるのかなあ」と聞かれて「いる」と即答した僕。でもそんな人に実際会ったことはない。かんがえてると本当にそんな人いるんだろうかと不安になってきた。

そしたら梅田さんのエントリで、すごいコードが紹介されていた。

C++はあんまり得意でないので正直、どこがすごいって説明できるほどちゃんと読めてないのだけど、すごい。これ半年ぐらいで書けちゃうのかあ。よかったいたよ天才。

こういう小さなものをズバッと書き上げちゃうタイプの、いわゆる昔からのハッカーと、Webとかの大きなものを、いろんな人を上手い事操って作り上げるタイプの最近のサラリープログラマーとは違う素養も必要だったり共通する腕力も必要だったり。

でもやっぱりあのオークションサイトをなぜかコンソールで二日で作るのは無理だと思うの。(あっ言っちゃった)
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by tockri | 2005-04-22 12:00 | ├ コンピュータ

CSSとHTMLとBLOGとセマンティックWeb(3)

で、最後。僕がちらっと書いた「現在のWebの使われ方にベストマッチングなタグ言語」について。

いろんな動機で作られた世界中のWebページおよびWebアプリであるけれども、ユーザビリティについての試行錯誤の結果、ひとつのページ内に存在する要素はだいぶ類型化してきた。
  • ヘッダ
  • サイト内ナビゲーションリンク
  • 本文(言論)
  • フッタ
  • サイト外へのリンクや宣伝などなど
  • それらを見やすくまとめるレイアウト


巨大なサイトになってナビゲーションリンクが複雑化する場合はツリーにして折りたたむとか、ポップアップするようにするとか、いろんなGUI的なワザも出揃ってきた。

HTMLはもともと「本文」だけを記述する言語だったのに、「本文」以外の要素がこんなにも全てのページに存在して、それをHTMLでムリヤリに記述しようとするものだから、Webページはバッドノウハウの巣窟になってしまった。

JavaScriptでポップアップメニューを実装して悦に入るなんてのは、「奥が深い症候群」以外の何者でもないんだ。(だからやめよう、というつもりではない)

もっともっと悪いのはそんな親に育てた爺と婆たちだってさ、じゃなくて、HTMLやCSSの使われ方を見て反省しなかったW3Cだと思う。

もしも、ポップアップメニューによるナビゲーションが
<menu style="display:popup">
<item><a href="index.html">トップページ</a></item>
<item><a href="2.html">2番目のページ</a></item>
<item><a href="3.html">3番目のページ</a></item>
</menu>
なんてなふうに書くだけで実現できたとしたらどうだろう?

もしも、左右段組が
<page>
<navigation style="layout:left">左側ナビゲーション</navigation>
<mainContents style="layout:center">真ん中本文
(本来のHTML文法で思う存分
構造化してくれたまい)</mainContents>
</page>
で実現できたら?

ユーザビリティを向上させるための道具立ては、本来的に文書の内容とはまったく関係ないのだから、セマンティックWebからしたらただ単に無視すれば良いのだ。

結構幸せな世界だと思うんだけどな。

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by tockri | 2005-04-11 21:01 | ├ コンピュータ

CSSとHTMLとBLOGとセマンティックWeb(2)

さて、前置きが長くなりましたがbewaadさんのエントリより。
strictなマークアップとCSSによるレイアウトというのは、究極的にはセマンティック・ウェブを目指したものだとwebmasterは思います。
そうかもしれません。世の中のウェブページがstrictなHTMLを経て、やがて全てXHTMLになると、解析プログラムを作るほうも楽チンになっていろいろリッチなことが出来そうです。

セマンティックWebについて


セマンティックWebっていうステキな世界を思い描いているバーナースおじさんという人がいる。今ではずいぶんたくさんの人がセマンティックしたくてセマンティックなセマンティッカーにセマンティッキング中だ。

彼らの不満はとにかく一点、
Web上にはすごくたくさんの情報があるはずなのに、なぜ自分に必要な情報を必要なときに簡単に探し出して使えないんだっ
ってこと。

で、セマンティックWebな世界になると、すべての情報には、目立たないように「これは○○に関する情報ですよ」て書いてあって、たとえ○○という単語そのものが含まれていなくても検索でひっかけることが出来るようになる。

たとえば今の検索技術だと「山田」町に住んでる「国士舘」さんが書いた「東京大学」というタイトルのブログはものすごく探しにくいけど、セマンティックWebな世界では、
<author>
<name>国士舘</name>
<region>山田</region>
</author>
<title>東京大学</title>
とかっていう「意味構造」が文書のどこかに書いてあって、コンピューターが上手に扱ってくれて、国士舘大学とか、山田まりやとかは検索にヒットしないようにしてくれる。

そいうのがどんどん広がっていって、やがては「熱海で2食付き12000~18000円で料理自慢の宿」みたいな情報を、じゃらんや楽天でなく、あちこちに好き勝手に散らばったWebページの中からGoogleでリストアップできちゃったりするかもしれない。
もしかしたら、宿が用意したサイトだけじゃなく、泊り客が感想を書いたブログとかまでリストにできるようになるかもしれない。

閑話休題。再びbewaadさんより。
namespaceとしてURIを活用することから勝手に妄想するなら、namespace URIで指定されるページにおいては、スキーマ言語によりセマンティック情報も記述し、xml文書においてどのような要素名が付されていようとも、同様の意味づけがなされている要素を共通項でくくり出すことによりセマンティック・ウェブが可能となります
オントロジーと呼ばれるやつですね。まさにそのそういう仕組み(の、もうちょっと複雑なやつ)を一生懸命考えていらっしゃる方がたくさんいるようなので、期待しないで待つことにしましょう。

なぜ期待しないかというと、セマンティックWebの完全形は企業ページから個人の日記まで、みーんなみーんな細かくタグづけられたXMLになることなのですが、bewaadさんが
でも、少なくともwebmasterにとっては、そんな面倒は願い下げです。
とおっしゃるように、企業や事業主は検索に引っかかれば儲かるから頑張るでしょうが、そんな面倒なことをする個人なんてマニヤの人だけだからです。

ステキな世界を実現するためには、表現欲を満たしたがっている、良いコンテンツを持った個人が大量に食いつく仕組みを用意しなければならないのです。

セマンティックWebの完全な形は難しいですが、一部ならば、いい線行きそうです。
blogの普及という思わぬ現象から、セマンティック・ウェブの理念は一部実現しているのではないか、というのがwebmasterの仮説です。
とおっしゃるとおりblogツールのおかげです。

サイトの更新情報(タイトル、日付、概要)のメタデータは、RSSなりATOMなりの構文が整備されたのですでに実現されて検索にも利用されつつあります。

今のところはまだ、blogのページ上にたくさんあるリンクのうちどれがトラックバック(話題の共通)なのか、最近のエントリ(ナビゲーション)なのか、機械にわかるようには区別されていませんが、そういう「リンクの意味」についてのメタデータ構文が標準化された後は、各ツールの提供者が中身をゴニョゴニョいじるだけで全てのページが「意味のあるリンク」をふんだんに持つことになるでしょう。

今のところはまだ、その記事が何について書かれたものかを示すのは「カテゴリ」しかありませんが、文書の話題についてのメタデータ構文が整備された後はすぐにでもblogのバックエンドで利用されるでしょう。そのうち、テキストマイニングを利用してもっと細分化された属性を自動的につけてくれるような仕組みなんかもでてくるかもしれません。

そして、
テキストエリアにデータを放り込めばページができて、レイアウトもお手軽にいじることができる
というのは、表現欲を満たしたい、良いコンテンツを持った個人に対する格好の餌であり続けるでしょう。

最もとんがったセマンティック推進派の理想からは程遠いけれど、とりあえずはそれっぽい世界というのは意外と早く来るかもしれません。

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by tockri | 2005-04-11 20:12 | ├ コンピュータ

CSSとHTMLとBLOGとセマンティックWeb(1)

bewaadさんからトラックバックをいただいたので、CSSとHTMLとBLOGと表現欲とセマンティックWebのことについて(詰め込みすぎ)、得意技周辺で僕の思うことを書いてみる。

CSSとHTMLのこと(bewaadさんの話とは若干ずれます)


W3Cアクセシビリティガイドライン(日本語訳)というのが、まあ、いわゆる総本山?で、そこに「読み上げソフトの人が困るからtableタグをレイアウトに使うな」と書いてあるからミナサン必死でtableタグを排斥しつづけるわけなんだけど、まあ落ち着いてよく読んでみれ。なぜ、tableを使うなと言っているのか。

読み上げソフトの人の困り方は2通り挙げられている。
  1. colspanとかrowspanとか駆使した複雑なレイアウトのtableはHTMLソースのタグを飛ばして読んでいくタイプのソフトに優しくない
  2. 文章が左右段組になっていると、画面に表示されたテキストをとにかく上から読んでいく古いタイプのソフトに優しくない


ね、おかしいでしょ。この記述って、
<table><tr><td>
左側のコンテンツ(メニューとかなんとか)
</td><td>
右側のコンテンツ(本文)
</td></tr></table>
というシンプルで線形化可能なtableを「悪」として、
<div style="float:left;width:150px">
左側のコンテンツ(メニューとかなんとか)
</div>
<div style="float:right;width:530px">
右側のコンテンツ(本文)
</div>
なんていう、書くのが面倒な割りにブラウザによっては表示が崩れたり横スクロールが表示されるCSSレイアウトを礼賛する理由になってないのだ。特に2.の理由ってのは、左右段組そのものを否定しているのであって、そんなこと言うならなんで「float:right」なんてCSSを用意してるんだアンタっていう、よくわかんないことになっている。

tableをレイアウトに使わず、CSSでレイアウトするべきだ、という文のところに、
【注】 すでに ユーザーエージェントがスタイルシートによる位置指定をサポートしているので、テーブルをレイアウトのために使用すべきではありません。参考: チェックポイント3.3
と書いてある。

最近のブラウザならCSSでレイアウトできるからねってことらしい。じゃあ最近の音声読み上げソフトならtableを上手いことセルごとに読んでくれるんじゃないのかい?

もっとコンセプチュアルな話で、
表示を制御する目的で構造を表すためのタグを使用しない。
という記述を「排斥の理由」として使う人も多い。ちゃんと総本山のその記述の、前後一文ずつを声に出して読んでみるといいと思う。
レイアウトのためにテーブルを使用する場合、表示を制御する目的で構造を表すためのタグを使用しない。[優先度2]
たとえばHTMLの場合、テーブルのヘッダでもないのに、センタリングしたり太字で表示したいからといってTH要素を使ってはいけません。
ね?

もっと細かい話は"いろは"の先のCSSという記事に書いてあった。

まあ、とりあえず眼の見えない方のために、僕はtableタグを一生懸命否定するよりも白い杖を持った人の邪魔にならないように歩くとか、そういうことをしようと思う。

とかなんとかいいながら、この「とっくりばー」は、自作スキンでtableを全く使わない段組を実現している。なぜか。

僕がHTMLマニヤだからです。だってexciteデフォルトのtable使ったスキンだと彼女がケータイから見づらいって言うんだもの。



ああスキン作るの楽しかったとも。
(続く)

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by tockri | 2005-04-11 12:44 | ├ コンピュータ

ブラウザ自慢

僕のブラウザはMozilla Firefoxに拡張機能を11個くっつけたもので、とても気に入っているので自慢してみる。

1. Firefox

c0041583_11241625.jpg

まずこれをインストールしないことには始まらないFirefox1.0.2日本語版。ブックマークにRSSフィードも突っ込んでしまえるので好き。

Adblock

c0041583_11244388.jpg

imgとかiframeとかembedタグのURLを狙い撃ちにして非表示にしてしまう。ニュースサイトが読みやすくなってうれしい。

ScrapBook

c0041583_1125942.jpg

ふと目に留まったネタとか、パスワード登録確認の画面とか、ブラウザに表示されたものをなんでも切り取って保存できてしまう。しかも画面上にコメントつけたりラインマーカーで色つけたりできる。うれしい。

Googlebar

c0041583_11264163.jpg

IEのGoogleツールバーと全く同じ機能。

ほかにもいろいろ


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by tockri | 2005-04-07 11:28 | ├ コンピュータ

ブログで参政権

"ele-log (エレログ)" 選挙情報専門サイトElection.がお送りする政治家Blogということだそうで、官僚のヒトだけじゃなく政治家のヒトたちもBlogを持ってるそうな。(いまんとこ自民党と民主党ばっかりだけど)

最近特許侵害の裁判だのライブドアだの人権擁護法案だの、政治経済とは言ってもぶっちゃけコッチの生活には関係ない話でもりあがるブログをいろいろ見ていて、面白いのは面白いし勉強にもなるんだけど、ううむこの仕組みってもうちょっと社会に貢献できるんじゃないかなあとムズムズしていた。

とりあえず最近強く感じることは、
  • テレビは大量の情報をたったの数秒に、面白いかどうかだけを基準に圧縮してしまう構造があるので、全くあてにならない
  • 政治なら政治、経済なら経済の専門家が書いているブログを複数読むことで、テレビよりずーーーっと多面的に問題を把握できる
  • 世の中には難しいことを解りやすく教えてくれるヒトが結構たくさんいる
というところ。

で、こんなとこ(いけぐち修次IKETEL.com)とかこんなとこ(小泉俊明BLOG)を見てて「ああ」と思い当たった。(民主党の人ばっかりなのはたまたま偶然です。←よくわかってないから支持も不支持もいまんとこナイ)

みなさんどうせ盛り上がるんならホリエモンの会社がどーたらこーたらなんかより、自分の今年の所得税がいくらで、厚生年金がいくらとられるのか、もしもこのいけぐち氏が提示したパネルが信頼に足るデータなのであれば、なんで最近こんなに負担が上がっちゃってるのか、じゃあ次の選挙は誰に投票すれば自分が暮らしやすくなるのかで盛り上がったらいいんじゃないか。

ブロゴスフィアなんて変な得体の知れないモノを持ち出すのは好きじゃないけども、たくさんの専門家や、非専門家でもいろいろ調べた人のチェックが入ると、日本労働党のゴネまくりみたいな、なんだか妙な匂いのする主張も支持するべきかどうか、考えやすくなるんじゃないか。
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by tockri | 2005-04-06 15:57 | ├ コンピュータ

HTMLとかCSSのこと

ITmediaニュース:goo、大手検索初のトップページCSS化

たまには得意技のコンピューター系のことも。ひとつの文章にしないでゴチャマゼに書いておく。あとで直すかも。

gooのトップページがCSS化、って、いったい何をしたんだかわかりにくいニュースだけども、多分、左右2段組レイアウトとか、各モジュール(四角い画面要素)に<table>タグを使っていたのをやめて、<div>タグとCSSの組み合わせで並べ方を規定した、といいたいんだろう。

ためしにFireFoxに付属の「DOMインスペクタ」を使ってサイトを見てみると(めんどくさがりなのでいちいち眼を皿のようにしてソースを読むなんてカッタリィことはしない)、細かいツッコミどころはちょくちょくあるけど、すっきりしたタグになってると思った。自動でいろいろ更新できるようにプログラム作るの大変だったでしょう、ご苦労様でした。

きっとこれでHTMLマニヤの皆さんは「tableをレイアウトに使わない『正しい』サイトがまたひとつ増えたぞよしよし」と喜んでいるのだろうか。それとも「dlとかdtとかをdisplay:inlineにしてテーブル代わりってありえねえ」とか重箱の隅をつっついているのだろうか。

CSSを使ってどのブラウザでも崩れないように2段組を実現しようとすると、どうしても横幅をピクセル指定(とか文字数指定)する必要が出てくる。するとマニヤの皆さんが大嫌いな、「ブラウザウィンドウを小さくしたときに横スクロールバーが出てしまう」状態になる。

マニヤの皆さんが信奉するW3Cとかヤコブニールセンさんは「HTMLを裏技的に使うな(tableタグは表を書くためにある、とかdlタグはdefinition-listだ、とか)」とは言ってるけど「CSSを裏技的に使うな」とは言ってないので、皆さんCSSのfloatが「画面の幅に応じて流れるレイアウト」のためじゃなく、単なる段組のために使われてることとかにはとても無頓着だ。

「HTMLというのはもともと文書構造を定義するマークアップ言語なのだ」という意見がある。W3C様がそう言っておられるわけなんだけども。

でも、最初はそうだったかもしれないけど、今って、ひとつのHTMLが純粋にひとつの文書だけを表すことなんてないじゃないか。絶対、サイト内のナビゲーションリンクだの、広告だの、「最近の記事」だの、カレンダーだの、文書と関係ないモノがたくさんごちゃまぜになってる。

世の中のHTMLが全てマニヤの皆さん(が信奉するW3C)が完全に納得する「正しくて美しい」ものばかりだったとしたら、Webはこんなに便利になってなかった。

  • 現在のWebの使われ方にベストマッチなタグ言語が標準になればみんな幸せになれるのに。W3Cはいくつかのしょーもない標準規格よりその方向でガンバレ
  • ただの受け売りの「正義」のくせに、そのために怒りを燃やせるなんて器用だよね
  • 「正しい」の基準を「法律で決められているから」とか「権威の○○がそう決めているから」とかに求めるのって貧しいね

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by tockri | 2005-04-05 10:39 | ├ コンピュータ

クリエイティブコモンズ

ネット上での著作権利用ライセンスをとても便利に表示して運用する枠組みを作ってくれたという人たちに敬意を表して、当ブログをクリエイティブコモンズ宣言(?)しました。
CNET Japan Blog - Lessig Blog (JP):Yahoo!

まあこんな誰も二次使用とかしようと思わないとこにライセンス記述なんかつけたってしょうがないっちゃーしょうがないのですが。

CCCDがどうのとか無断引用がどうのとか著作権についてアレコレ考える人で、もしこういう未来予想図に共感するのならば、広めていくのに協力をしてみてはどうでしょうか

(追記)人気ブログふぉーりん・あとにーの憂鬱様で紹介していただいたので、もう少しマトモにリンクを張ってみます。(47thさん向け、ではなく、47thさんのブログから流れてくるたくさんの方向け)

(tockri的CCとは)
  • カナディアンクラブじゃないらしい。
  • 著作権法には「原則として他人の作ったもの勝手にコピーしちゃダメだよ、ただし作者がいいって言ってるならいいよ」と書いてあるらしい
  • CCの仕組みを使えば、いちいち長文で「非営利利用はOK」とか「改変、再配布は自由、ただしコピー元のクレジットが必要」とかグダグダ書かずにバナー一個で「こういう範囲でならコピーしていいよ」と宣言できるみたいだ
  • しかもYahoo! Creative Commons Searchで、CC宣言してるとこだけがヒットするようなステキな未来が少しだけ見えてきた!
  • Web上のたくさんのリソースがこういう風に再利用可能になってたら世の中のクリエイティブな人たちは刺激しあってもっと面白いものを生み出してくれるんじゃないかなあ

(あちこちリンク)
Creative Commons 日本語ポータル
いろいろ邦訳してくださっているのでとても読みやすいです。(本家サイトでCC宣言した後で見つけてガックリ)
クリエイティブコモンズJP
本家サイトの日本語訳や日本の著作権法準拠版ライセンスを公開しています。FAQは「とりあえずみんな読め」という意味です(やや嘘)
結城さんによるクリエイティブコモンズ関連文書の日本語訳
いつもいろんなことを解り易く教えてくれる結城さんがCCについても文章を提供してくださってます。

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by tockri | 2005-03-28 18:16 | ├ コンピュータ

解像度が上がった世界

パソコンの画面で長い文章を読むのはツラい。本を読むのは大好きだけど、パソコン上で本を読もうとは思わない。

「紙の匂いとかページをめくる感触とかね…」ってセンチメンタルなハナシじゃなくって。
画面上で文章が読みにくいのは解像度とフォントの問題。

明朝体ってのは縦線より横線が多い傾向がある漢字というモノを読みやすくするための努力の結晶なわけで、たまにゴシック体で印刷された本なんかあると読みにくくてしょうがない。さらに出版物にはカーニングだとかピッチとかいろいろに、「いかにスムーズに文章を追えるか」を突き詰めた職人の技が詰め込まれている。

でも現在のせいぜい100dpiの画面上では明朝体なんてただの汚いフォントでしかなく、そうするとゴシック体を使うしかなく、しかもギザギザで。そもそも読みにくい画面で「読みやすくする技術」やってもしょうがないから画面上でのカーニングだのなんだのも発達しない。

もしも、ディスプレイの解像度が300とか400dpiになったら。現在紙にプリントアウトしたのと同じぐらいの精細さが画面上で得られたら。

とりあえずWebを読むためのフォントは明朝体になる。画面上での読みやすさを追求する技がどんどん取り込まれる。

また、現在の解像度で、たとえば美味しそうな料理の写真とかがあっても、やっぱり雑誌の見開き2ページの質感には全く太刀打ちできないわけで、それが300dpiの世界では(モニタの発色の問題もちゃんとクリアしてるとして)ついにネットを通じて「美しさ」を提供することができるようになる。

出版業界は「これぐらい読めるんなら、インターネット出版ってのもアリだよね」と、ようやく乗ってくるんじゃないだろうか。ひょっとしたら書店にはあまり雑誌が置かれなくなるかもしれない。

現在だと「印刷されて出版されて書店に並んでる」雑誌になら、どんなにひどいガセが書いてあっても「へぇ~」と信じてしまう人が多いけれど、そういう雑誌がWebになって、便所の落書きみたいなワケわからんものと同じインフラを通して快適に読める(課金はあるにしても)ようになってくると、さすがに世間の大半の人が認識を変えるだろう。


ああブロードバンドでよかった、と世界が感じるのはそのころかもしれない。

(2006/01/11 後半が変だったので大幅に変更)
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by tockri | 2005-03-19 13:50 | ├ コンピュータ

「パソコンできる」ヒトの悲哀

1994~95年、WWWが一般に「開放された」ころ、Unix上で細々とプログラム作ったり「論文はTexで書くのが当然」とか言ってたり、ネットワークで世界に発信できることに興味を覚えてHTMLを書いてみたりしていた連中はWWWの広がる波に乗ってヒーローになれた。

リアルタイムでないテキストで言論するということの特性もあいまって、普段おとなしい性格であってもネットの世界では尊大に振る舞い、高度な検索ノウハウを駆使して得られる知識を自分のものとして吹聴し、技術で劣る他人の人格を貶めたりする快感にますますのめりこむという好循環(?)で急速に技術が向上していき、一部の人達はperlでCGIを作ったり、CSSやHTMLの最新仕様を追いかけたりとどんどんコアな方向に向かった。

パソコンできれば女の子からは「ホームページとかやってみたい~」と言われてパソコンを選んであげたり、掲示板やカウンターを作ってあげたり、JavaScriptで動くボタンを作ってあげたりとネットの世界の外でも人気者になれた。

ユーザビリティとかアクセシビリティを論じたのも読んだのも「パソコンできる」連中だった。
「ウェブページはブラウズしやすくなければならない」
「ウェブ上のコンテンツは弱視者にも手の不自由な人にもアクセスできなければならない」
という、技術から切り離された、誰にでも通用する「正義」あるいは「大義名分」が与えられた、ように一見見えた。

しかし、それを実現するのには結局技術が必要で、技術に明るい人はそれらの大義名分をもってユーザビリティやアクセシビリティに劣るサイトやその作者を、バカだの低脳だの福祉の敵だのと、口汚く罵ることができた。電車でお年寄りに席を譲ることなんてほとんどないのに、弱視者でも自由にアクセスできるサイト作りにはげんだ。たとえその内容が、弱視者にはあまり意味のないプログラミング技術についてであっても。

さらに、「Web標準化」という「正義」がほぼ同時に生まれて、こちらは純粋に技術的な動機から出たものだったけれど、アクセシビリティなどと混ぜて、やっぱり他人を声高に非難するのに使われた。


10年ほどが経って、ふと、気づいてネット上を見回すと、誰でもそこそこ「パソコンでき」て、どのメーカー製のパソコンでも同じように使えて、誰でもGoogleを使えばだいたい望みの情報にたどりつけて、誰でもblogにテキストを入力するだけでアクセシビリティやユーザビリティに優れWeb標準に準拠したページが作れる世界のなかで、「面白いテキストを書ける人」に人が集まるようになっていた。

昔面倒を見てあげた女の子のホームページは放置されて、掲示板はspamしか書き込まれていない。本人はmixiで日記を書いて、現実世界やネットでできた趣味の合う友達と楽しくやってるらしい。

これじゃ、「面白いことをする人・言う人」に人が集まっていく学校内や会社内と変わらないじゃないか。

そんな、本当にいるのかいないのかわからない人物像の物語。
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by tockri | 2005-03-13 15:42 | ├ コンピュータ
 
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