2006年 04月 01日 ( 3 )

長い長い殺人

宮部みゆき。

もう読む本に困ったら宮部様ってなもんで、ほんとにハズレがないねえこの方は。

いろんな人の財布の一人称で語られる短い章が積み重なって全部でひとつの物語。なんせ語り部が財布だから、財布がうかがい知ることができる情報だけしか書いてない。財布の持ち主がどこを歩いてるのかわからないし、地名も出せない。たいていはポケットや鞄の中に入っているから視覚情報もあんまり無い。(財布が外に出されたときは周りを見ることができる)。でも、読んでるこっちはぜんぜん不自由な思いをしない。すんなりと物語が入ってくる。

すごいテクニック、なのだろう、たぶん。でもそこは宮部様なのでぜんぜん難しいとか大変そうとかいう感じを受けなくて、いとも簡単そーに書いてるように感じる。すごい。

あと、財布がかわいい。それぞれの財布はそれぞれに持ち主を愛していて、財布なりの表現でその心情を語る。
「叩かれたんだ、と気がついて、あたしは恐ろしさと腹立ちでけばがたちそうになってしまった。」
「この男は、恵里子さんと無理心中するつもりなのかも知れない。そう思うと、わたしは口金がカタカタ鳴りそうだった。」

財布が心底怒ったり怖がったりしてるとこ想像するだけでおもしろい。いい本。
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by tockri | 2006-04-01 20:14 | └ 読書

お気に入り:水屋

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うちにある数少ない大型家具。あとは本棚とベッドぐらいか。

水屋っていうらしいこの家具、中に違い棚なんかあったりしてイカス。お気に入りの酒器を内部にディスプレイして、上下の引き出しや開きにいろいろ入る入る。収納力すごい。

で、これが中古屋さんで2万円で売られていて「これください!」と即買い。
ちゃんとオーバーホールされていて引き出しの中身は新品同様。外側に美しく時代がついてていやまったくお買い得だった。

半鐘はいけないよおじゃんになるから。
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by tockri | 2006-04-01 20:00 | ├ 家

さわやかとっくりばー

春です!
暖かさと冷たさが混じり合う風、
春霞に煙る空。

ふと気づくと
桜の香りが大気に流れ、
鳥や虫がさかんに行き交います。

やわらかな光の中、
うとうとと過ごす昼下がり。
皆様もそれぞれの春を過ごされているのでしょうか。

こんにちは!むりやりさわやかっぽい文を書いてみましたとっくりです!だってエイプリルフールですもの。
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by tockri | 2006-04-01 00:43 | └ 出来事、雑感
 
移転しました。
by tockri
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