2006年 03月 27日 ( 1 )

エントロピーの話

ほぼ日刊イトイ新聞-主婦と科学。
清水義範の「筑波の恋」という小説があるそうな。
彼女いない歴31年の理系研究者(専門は熱力学)がある普通の女性と初デートをしました。

場所が筑波で、専門が熱力学、はっはっは。笑えねー!
このお話の最後に導き出された教訓はこれ。

「デートの時にエントロピーを話題にしてはならない」
僕が行ってた筑波大の基礎工学類(今はないらしい)ってとこはそりゃあ「筑波でイタイ男がいるのはどこ?」という設問で常に情報学類とトップを争うハイレベルな場所だったわけで、たぶんだけど、デートで物理の話をしちゃう奴なんかもホントにいたと思う。

で、僕としては、そういう可哀想な重度の理系男子を擁護したい気持ちになっちゃうわけなんで、思わずこんなエントリーを書き始めちゃうのでした。

物理の話をついついしてしまう理系男子


理系、それも物理、工学を専門にする人はいくつになっても、その環境から抜け出さない限り、自然科学への愛情だけでやっていけてしまう。人間関係をうまくやる必要とか特にないし(うまくやるならそれに越したことはないけど)、金の勘定だってそんなにそんなにシビアじゃない。
そして、僕たち(あっ、言っちゃった)は自然科学が大好きなんだ。大好きなことについて語ってナニが悪いってんだ、べらんべえ!
あっ、ちがうちがう。そうじゃなくて。
まあ、「勉強なんて特に数学や理科なんてもう思い出したくもないわ」っていう人にとっては理解の外かもしれないけど。好きななにかがあって、目を輝かせてしゃべってるなんてカワイイじゃないの。なんて大きい心で接してあげてほしいな。な。

ただし、理系男子に告ぐ


好きなことについてしゃべるのはまあ、いいとして。女の子に「なんなのこいつ、キモッ」て思われちゃったのは、ひょっとしたら、ただ単に話題がエントロピーだったからじゃないかも知れない。

もし仮に、万が一、そんなケースはごく稀だとは思うけど、女の子が「エントロピーって何なのかしら?」と、多少の興味を持って、教えて欲しいなと思っていたんだとしたら。
それってほんとは大チャンスだったんじゃないのか。そこで「へえ、そういうことなんだ~」と思わせることに成功すれば尊敬のまなざしゲットだったかも知れない。
そこで「自分がエントロピーを完全に正確に理解してること」を相手に教え込もうとしちゃったのが間違いだったんだ。相手にとって見れば君はその道の人なんだからそりゃ知ってるのは当然で、そんなこと主張されたって面白くも何ともない。たとえ実際にはエントロピーをちゃんと理解している理系の学生が半分程度だったとしてもね。

それから、エントロピーってなんなのか、知らない人に理解させるのって、たぶん、至難の業だと思う。まさかいきなりdQ≦TdSとかは言ってないにしても、「乱雑さ加減だ」とか「必ず増大する性質が」とか言っちゃわなかっただろうか。なんだよ乱雑さって。おまえの話が乱雑すぎるっつーの。

相手のニーズを正しく把握してそれに正しく応えるって、工学では当たり前のセンスじゃないのかな。

もちろん、多くの場合は「エントロピーの話なんかどーでもいいんだけど」っていうのが相手のニーズだろうから、まあ、違う話にしとくのが無難だとは思うんだけど。

で、エントロピーの話。


で、さて、モテ・イケメンでもなくてエントロピーを正しく理解して使いこなせるかちょっと怪しい僕が、エントロピーなんて言葉は初めて聞くわーってお嬢さんに、その意味を教えてみろと問いかけられたらどうすっかなあというのが本文。

えーと、前置きが長くなったので続く。続かないかも。
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by tockri | 2006-03-27 20:41 | ├ かんがえごと
 
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