2006年 01月 24日 ( 1 )

情報公開とかガラス張りだとかのこと

いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」:「日本の、これから」の増税論議より。
彼女は、自分が知らないことは「政府は情報を出してない」と決め付けていたが、本当は公開されている内容ばかりだった。
国民の多くは情報を持っていないので、正しい道筋に沿って考えることが難しくなっているのだと思う。メディアの論調にしても、肝心なことや正確な情報提供ということに問題があるだろうと思った。知らないということが、多くの誤解を生んでいるのだな、と。

これが、なんだか世の中って難しいよなーと思うことのひとつ。前にも書いたことの繰り返しになりそう…

最近はどうもいろいろと自己責任ってことで、「選択肢は調べればたくさんあったのにそれを選んだんだから自業自得だ」とか「一般大衆に知識がないのがいけない」的に言う人がとても多くて、それ自体は反論のしようも無いほど正しいことに思える。僕も実際「経営者にITの知識がないから無駄な開発が増えてダメなシステム屋が増えて」みたいなことをどこかに書いた憶えが。

こんなにインターネットが普及して、政治にしたって企業の会計情報にしたってちょいとGoogleで検索すれば座ったままで見ることができるようになった。

それでも、今後税金が上がれば「なんでこんなに税金が上がるんだよ、何に使ってるのかちゃんと公開しろよ(←もちろん公開されてる)」とか「こんなに生活が苦しくなるなんて聞いてない」と言う人は多いだろうし、なにかイレギュラーなことが自分の身に起これば「なんでもっとちゃんと学校とかで教えといてくれないんだ」となるし、○○の専門家は「なんで一般人はこんなに○○のことを知らないんだ」と言うだろう。

いったい一人の人間はどれだけのことを知ってなくちゃいけないんだろう。

企業や政府や専門家は情報を公開している。もちろんわかりやすいのから理解不可能なのまで色々あるにしろ。
いっぽう僕には僕の生活があって、プログラムをどう書くか一生懸命考えたり、奥さんと一緒にどこに遊びに行こうか考えたり、そうそう「全てのことについて」調べて理解して、とやる脳の空き領域が残ってない。
テレビを見るにしても、いつもいつもニュース見てるんじゃなくてピタゴラスイッチだって食いタンだって見たい。ゲームだってしたい。

こんな怠惰な僕なので、今の世の中では社会的な何かで不利益を被ったときには「自己責任だ、知識が足りないお前が悪い」と言われて何も言い返せないんだろう。

「君はそんなに何でも知ってなくていいんだよ、ちゃんと専門家が一番いいようにしてくれるからね。かわりに君は君の仕事をきっちり頑張ってくれ」と言ってくれる社会は共産主義っていうのか。ちょっとうらやましい気もする。いや、それが成り立たないっていう理論は知ってるんで。ご心配無用。

次善の策として、「知らなくて損をしても、人のせいにしないで、反省して次に気をつける」「知らなくて損をした人を責めない」っていうのは実現できないもんだろうか。これから先も、「公開されている情報」は「個人の知識許容量」をずーっとずーっと超えていくんだから、知らなくて間違えるのなんて当たり前だと思えばあんまりヒステリックにならなくて済むんじゃないかな。

間違えたっていいじゃない。僕も算数間違えた(まだ根に持ってる)

みんなもうちょっと他人に優しくなろうよ。ってなんだこの結論は(笑)
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by tockri | 2006-01-24 11:53 | ├ かんがえごと
 
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