2005年 05月 24日 ( 1 )

郵政民営化のことっ(2)

hoddyさんのあとを追ってちょっとずつ経済の力学をお勉強しているうちにも民主党はワケのわかんない、「審議拒否」とかいって、多分本質と外れたところでイキまいている。

さてと、経済のコト。

ちょっとずつわかってきた。

郵政民営化の話を追いかけてるとどうしても大量の国債の話になって、そうすると日銀の金融政策の話も読まなきゃ…とどんどん手広くなってしまうのだけど、明日の自分のために、多少はおカネの仕組みを知っておかなくちゃあいけねえので頑張る。

あと「郵政民営化 経済 影響」でぐーぐるしたら異様に上位にでてきたのでビビってたりもする。

郵政改革の論点 RIETI 経済産業研究所
いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」:郵政民営化のまとめ編1
そうそう、こういう説明が欲しかったの。なんだかほかにもいろいろ読んだような気がするけども、要するに、…要すれないっ(おかしい日本語)

要約なんて難しいことはできないので僕の納得した範囲の力学を書いていこうと思う。


まず、郵政には大量のカネと金券がつまっているっていうこと、これがどうもややこしくなる原因らしい。

どんくらい大量かというと郵貯と簡保あわせて約350兆円。ちょっとずつ減らしていく方針らしいけどデカい。日本のGDPが500兆円とかだっていうそのオーダー。この運用しだいでは経済にどーんと影響がでる可能性も十分ある。

で、この約半分近くを使って国債を買っている。
ゆうちょ - 郵便貯金の運用状況
かんぽのホームページ:資金運用状況/平成17年2月末
ここで国債の価値が暴落したりすると僕達の郵便貯金が引き出せなくなったりとかエラいことに…はならないにしてもまあ大変なので日銀は一生懸命「量的緩和」っておカネをつっこんで支えているらしい。(もちろんそれだけが理由じゃない)


それから、民営化したときに、もし仮にこのたくさんもってる郵貯と簡保がいきなり手持ちの国債を手放したりする(国から現金を返してもらう)と、国が借金を返済できなくなりそうで、国債持ってるヒトたちは「冗談じゃねえ」ってことで値段がついてるうちに投売りして国債暴落→金利が急騰→泥沼デフレになる危険があってやっぱり大変。


とにかくそういうオーダーで大量のカネがつまってるからややこしいと。


で、そもそもなんでそんなに国が借金する(国債発行する)かっていうと、どうも無駄の多い経営をしてる機関が湯水のように予算使っちゃうからってのも原因の一つらしい。そういえば郵政だってどうにも無駄が多い、つまり自業自得の悪循環にハマってるってことだ。

悪循環を断ち切るために、郵政を民営化して「親方日の丸」じゃなくしちゃって、競争にさらして、もっと効率良くなって黒字経営をしてもらおうと、そいうことなんだろう。去年始まった郵政公社は5800億円の累積赤字からスタートして、1年目で黒字決算出して現在5500億円だそうな。


長い目で見れば、国鉄も電話も郵政も「親方日の丸」で、巨額の税金つっこんで赤字運営してたのをやめて、国から切り離して黒字経営で税金を納める側に回らせちゃえば国はもっといい税金の使い方ができるようになるだろうという、それが「民間で出来ることは民間で」ってヤツなんじゃないだろうか。


一番大きな系の力学についてはこんな感じなのかな。


たしかに郵便局とコンビニの機能を比較してみれば、なんとなく郵便局は人多すぎでしょっていう気がしてくるし、以前僕がバイトしてた三越の集配センターが中部圏全域カバーしてたのと、中央郵便局が市内しかカバーしてないのとを比較すれば、もうちょっと儲かるやりようはありそうな気がしてくる。


でもそういう効率化って、本当は、というか、論理的には、民営化しなくてもできるべきことなんだよね。「国営だから非効率で赤字垂れ流しになる」っていうのは、それだけ聞くとどっかおかしいように思える。

「官」が自ら郵政民営化を推し進めるというのは、自分たちの企業体質は非効率で各自がうまい汁を吸いたがって税金の無駄遣いで競争力のない体質なんだと認めてしまってるというシュールな状態なんだねえ。

僕は民営化に賛成ですよ。役人全体の体質を変えようとする、なんてよりはずーっと現実的な解だと思うから次善の策として。
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by tockri | 2005-05-24 13:29 | └ 政治経済
 
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