平仄と同音異義語

明日は明日のホラを吹く-Tomorrow, I'll give you another big talk-:日本語についてずっと不思議に思っていること
アジアの言語を勉強するとすぐにこの「声調」が出てきて、日本語ではなじみがないような気がしていたら、なんのことはない、なじみがないどころかとても大切で、もうすでに自然にやれてしまっているだけの話なんですよね。それなのになんで国語で日本語の「声調」ということが、意識的にはほとんど教えられていないのか。

言われてみれば日本語でも発声の違いはありますね。

しかし、中国語を習ったときに(全く喋れるようになりませんでしたが)、平仄に苦しんだ記憶を思い出すと、中国語の平仄と日本語の同音異義語の言い分けは僕にはやはり別物のように思えます。

今、何が違うのかなとリクツを考えていたのですが、どうも「同じ母音と子音の組み合わせを持つ単語の量」が圧倒的に違うのではないでしょうか。中国人の友人が時々僕に中国語の発音をメールで教えてくれるとき、必ず「xui1」とか「ben3」とか、ローマ字の後に数字で声調をつけてきます。あれはそうでもして声調を厳格にしないと会話が全く通じなくなってしまうからなのだと思います。

日本語は漢字の訓読み(音読みより音節数が多い)、送り仮名、活用語尾を開発することによって音声言語の圧縮率を下げる代わりにエラー率を下げていて、中国語は漢字の読みはほとんど単音節一つでしかも子音と母音の組み合わせパターンは日本語の数倍、平仄を利用してさらに発音のパターンを4倍に増やしたことにより、高い圧縮率を得ましたが、エラー率も高くなっていると言えるかもしれないとか言って我田引水。
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by tockri | 2006-06-04 00:46 | ├ かんがえごと
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