「手術は掛け算よ。いくら優秀なメンバーが集まっても、0が一人いれば手術は失敗する」
と、医龍のERのボスみたいな人が言ってた。
最近、
「下手なくせに自分は上手いと思ってる人」
が独りで1年間自由奔放に書いたコードを、
「下手を自覚していて考えず理解せずにコピペと試行錯誤でなんとか動くようにする人」
が独りで半年間たくさん継ぎ足したコード、というのに機能を追加している。
その長さ、深さ、複雑さ、意図の読めなさと来たら、チェックボックスのデフォルト値をちょっとOFFにするだけで一晩かかるというシロモノ。すごい。
「プログラミングも掛け算よ。」
って。多少足し算して0じゃなくしたと思っても次の瞬間また謎のコードが出現して0がかかる。ここまでふんだんに0を掛けまくられちゃあどうしょうもない。
下手が下手なままでいると、上手な人の性能までスポイルしてしまうという典型だ。
組織において下手が増えると全体のパフォーマンスは指数関数的に悪化する。技術を要する仕事を行う組織は絶えず下手を少しでも減らす努力をしなければならない。上手であればなおいいが、それよりも「下手でないこと」が大事だと思う。
下手な人が存在するときに教育のコストを払えない組織には未来はない。