年上のヒトを部下に持つ幸せ

ふとした拍子で行き当たった渡辺幸三さんのブログ「設計者の発言」。とても実績のあるシステム屋さんということだけど、実績のない僕にも共感することがとても多かった。優秀なヒトというのは優秀になろうとするヒトのうちの誰かのことなのだよねえ。

渡辺さんは「システム設計」という仕事について語っているけれど、もちろんほかの職業に一般化できるお話もたくさんあって、いつまでもプログラミングを楽しむためにというエントリはプログラマに限った話じゃなく「うんうん」とうなずかされた。

翌日に不採用の知らせを受け取った。
「プロジェクトリーダーが、年上のメンバーとは仕事をやりにくいと言っているから」


たしかに、そういうリーダーは結構いるように思う。僕も実際に自分でプロジェクトリーダーをやるまではそう思っていた。

実際にやってみたら、自分と同等か自分より腕のいい作業者をチームメンバーに持つのはものすごく幸せなことだという、とても簡単なことに気づいた。だって自分より腕の劣るプログラマに「こういう風にしてね」ってお願いしてハラハラドキドキしながら過ごして、できたソースを見て10分で「あれも直せこれも直せそれもっていうかもぉいい最初から僕が書き直すっ」みたいなバカなことしたくないもの。

当時僕がリーダーをしたときにメンバーになってくれた年上の人たちの性質も、快適なチーム運営に大きく貢献していた。彼らは自分の経験をゴリ押しすることが全くなく、指示が合理的であれば「はいよ」と言ってこなしてくれ、おかしい点があれば指摘してくれるという大変にありがたい人たちだった。

もちろん評価の時期が来るとそういう年上の人たちの給料を決めなければならなくて、それはとてもとてもイヤな作業だったわけだけど。


年齢の差がチーム運営に悪影響を与えるのは、年上に対してどうしても強く出られない年下側にも、経験が浅い人の言うことを素直に聞けない年上側にも問題があって、そういう問題が発生さえしないならば、僕がチームを運営するときはぜひベテランプログラマをチームに加えていただきたいと思う。
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by tockri | 2005-06-13 15:41 | ├ コンピュータ
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